呪いをかけるシリーズ、今日で完結
問題解決に関するテクニックや考え方などを扱う科目、
今日で最終回。やれやれ。
最後のテーマは「インストラクショナルデザイン」と
決めていたけれど、アドラー心理学の普通のお話を
追加トッピングすることにした。
インストラクショナルデザインについては
キーワードを列挙しておき、考える機会の
少ないいくつかをちょっと強調する程度。
・生徒ができるようになったら、それが良い授業
・↑「良い授業ができたぜ!」はウソ
・時間をかければ誰でもなんでもできる
・スモールステップの原則
・ガニエの9教授事象
・技能の5種類
・即時フィードバック
ちょっと強調したポイントとしては、、
・「何でできないんだ!」は教師のせい(準備ができてないのに始めた)
・「何回言ったらわかるんだ!」の答えは、「必要な回数だけ言うべき」
・↑できないのは準備不足なだけで、叱る必要なし
↑ ただし、「嫌な事を言ってはいけない」ではない。必要なことは言うべし
・フィードバックは「違う」とか「もっとこうして」とか、使い分ける
・↑ 「音程が高い!」より「音程をもっと低く」の方が良いこともある
まぁ、さらりと流したから、そう記憶には残るまいな。
学校の先生に対して何か気になることがずっとあった、、という
場合に限り、そのポイントに応じて残る部分がある程度。
教える立場に立つときのコツは、経験して発見しないと
耳学問では難しいしな。それでよかろう。
そして、最後のトッピングのアドラーは、
・勇気と共同体感覚
・正の注目
・自己一致
をゆっくり振りかける。
・困難に立ち向かうには、勇気が必要
・勇気があれば、頑張れる(有益な行動ができる)
・勇気がないと、頑張れない(ダメな行動をしちゃう; 逃げる、人のせいにする)
・人の役に立っているとき、自分に価値があると信じられる
・自分の感情や感覚を否定、歪曲、隠蔽してはいけない(何を感じてるかわからなくなる)
くらいにしとく。
欲張って大盛りにしても、残らないと意味がない。
せっかく学生に言ってあることだし。
「今やることじゃない。忘れた頃にかけらが蘇るよう、呪いをかけておく!」
というわけで、、今学期最終回、無事に終了。
できる範囲で毒を注いでおいたから、、あとは運だ。
Good luck.