レンズ(マニアックなハードウェアに向かいあわされている件)

カメラはレンズで光を集めて映像を得るデバイス。 レンズの性質によって、得られる映像は当然変わるもの。

しかし、その性質を決める特徴は様々あって、 好きでもなければなかなか頭に入ってはこない。

f値単焦点焦点距離被写界深度、etc.

一つのレンズであるから、仕組みについて納得すれば それぞれの意味がわかり効果がわかって選べるように、 多分なるのだろう。

ホワイトバランスや露光、色温度などの設定、 フォーカスや露出のオートとマニュアルなどなど。 良い映像を知っていて、目指すものが明確ならば コントロールに必要な指標として操作できるのだろう、おそらく。

しかしまぁ、カメラには興味がわかない。 光に興味ないかというと、朝日や夕陽、日暮れどきの山並みの 色が変化していく様は素敵なのだが。

これまでに一度だけ、写真を見て「写真の力」を感じたことがあった。 多摩美大の卒業制作展で、なんてことのない自然な田舎の風景だったのに 妙に惹きつけられる、パワーのある写真。

制作者がいたので話を聞いてみると、エフェクトなどの加工は一切なし、とのこと。 撮って現像しただけで、ぐいっと迫る力(そうか迫力か)が出る(込める?)とは、 摩訶不思議。

いずれにせよ、、先日のスピーチコンテストの録画で、一眼とビデオカメラの 映像にあまりにも差があったのは、かなわん事実。

次のイベントでは、カメラが少ないからリスクも小さいけれど、ちょっとは 機材をコントロールして状況に対処できるように、準備とリハーサルをしておこう。