校内イベントの配信システム(または、言わなきゃわからない者はやらなきゃわからない件)

卒業年次の学生が取り組む「卒業制作」。 作るだけではなく、3回のプレゼンテーションがあり、今週金曜日は第1回。

コロナ下の近年は、スピーチコンテスト同様に1部屋を会場として、登壇者 以外は各教室でYouTubeライブを視聴、という形式で実施。

ホールを借りて実施していたのに比べると、テキストで気軽にコメントや質問ができて便利。 録画も残って見直せるのも助かるし。

しかし配信を担当するとなると、なかなか面倒であって頭の痛いことではある。 先月末のスピーチコンテストでは、学生7名の協力により運営できたが、今回はワンオペ。

なぜなら7名とも2年生で、自分たちのプレゼンがあるから。 もちろんそれは大事なことで、十分に経験値を積んでもらいたい。

また、カメラも少なく、カメラワークが必要ないので、ワンオペで問題はなかろう。 (現実的には、これまで他の誰かにオペを任せて周辺のサポートにあたっていたので正直きついけれど、まぁこなせはする)

問題は、スキルが低いためサウンドのコントロールや映像の明るさをきれいに揃えられないこと。 これは当分どうしようもない。勉強と練習とテストが必要。経験値が貯まらないとLVアップできない。 (LVアップに際して呪文を身につける仕組みに、ようやく共感できる今日この頃。40年くらいかかっとる)

あともう一つが、周囲の様々な人間が、映像・サウンド・配信について知らないために配慮ができず 迷惑なアクションをすること。

産学連携ということでベテランエンジニア&経営者の方が卒業制作の指導に協力してくださり、 プレゼン当日もオンラインで視聴してコメントしていただける予定だったのだが、、 いつの間にか会場に来られることになっていたりして。

ワンオペだっつーのに、カメラが1台余計に必要。 また、電子黒板の配置を変えて、登壇者への返しモニタにしようと思っていたが、 会場に観客がいるとなると、スクリーンとして必要になった。

決めてきた人間に悪気がないのは知っている。長い付き合いで、その点は信頼している。 しかし、配信への影響を想定するとか、できなくても事前に相談するとか、そんな対応が あればかなり便利。つまり、ないのでかなり不便。

もちろん自分でも、取り組んでみたからようやく少しずつ、色々わかり始めたわけで、 体験無しにそれを想像するのは難しい。というか自分では無理。絶対できないと思う。

ただ、そういう未知の要素があるんじゃないか、という気遣いは、できてもいいだろうに とは思う。自分の能力がそう高くない事を知っているので、経験に裏打ちされた理解がない時は 経験者に相談し、共犯者になってもらう習慣はある。

まぁそれは、心の余裕、健康と、教養の問題。 知らないことに対処する、見えないものを見るのは、面白いんだけどね。

もちろん、経験するに如くはなし。 ていうか、やってみろよ、まず。

、、と、そこまで計画し、実行可能な段取りをつける能力がないもんで愚痴ることになる。 マインドフル瞑想でも、日々取り組んでみようかな。