日々取り組み続けること
どんなことであれ、「後回し」「先送り」せずに
取り組むのはかなり難しい。
だいたい、同じことを言っているのに「後」と「先」が
どちらも出てくるあたり、捉え方が既にややこしい。
しかし「違うものは違う」のであって、そういうつもりで
考え直すと、「先送り」の方がやばい気がする。
後回しにする場合、他にも何かやることがあって、
順番に並べた時に、後の方に回す、というイメージ。
つまり、何かしら「やることはやっている」ように思える。
それに対して、先送りする場合、「とりあえず」「未来に」
送るだけで、なんの後なのか、順番はどうなっているのか、
全くわからない。というか、今この瞬間逃げただけで、
コントロールされていない気がする。
つまり、「後回し」はしてもいいが、「先送り」はダメ!
(と、学生に教えて良いものかどうか、判断に迷うところではある。。)
いずれにせよ、子どもの頃から「とりあえず今は逃げる」を
数多くやってきた経験からすると、、「コントロールを失う」
のが最もまずい。
ポイントは2つあって、
1つは「予定が変わってしまう」こと。やむを得ない、或いは
必然的な流れではないので、チームの場合、それを受け入れるのに
無駄なコストがかかる。
もう1つは、「リアルな見積もりを得られない」こと。
夏休みの宿題は、手をつけてみれば「全体の作業量」が
具体的に感じられて、甘ったれても平気な範囲が見えてくる。
手もつけないでいると、作業量の実感が持てないため、
いざ始める段になって(たいていギリギリで)覚悟と計画を誤る。
↑これらは両方とも「今まさに発生するダメな状況」だが、
長期的にもまずいことが、あと1つ。
それは、逃げるたびに「逃げた自分」を意識することで
だんだん自分が「弱くなってしまう」こと。
逃げたことを「仕方なかった」とか正当化したり、
なあなあにしたりすると、自分自身が「逃げた事実」に
合わせて「ダメな自分」になってつじつまを合わせてしまうことがある。
「、、ことがある」というか、必ずそうなる。
長期的に、自分で自分を傷つける、ダメな人生まっしぐらになる。
ある意味で「ダークサイドに堕ちる」と言っても良かろう。
犯罪とはまた違う、ダメサイドにはまってしまうと、、
犯罪ではないだけに、脱出するのは至難である。
自分自身の力だけで、モチベーションを見つけ、保持して
脱出するエネルギーを調達し発動し続けなければならない。
いやほんと、難しいわ、、休暇中に開発するの(俺が)。
いやぁ参った。