スプリント_04、始まり

新しいスプリントに入った、と言っても、

とりあえず次の2週間に入ったよ、というだけ

ではある。

 

しかも夏休み中、コロナで2週間の休講があったために

5週間から3週間に短縮された休みの中で、盆の時期に、

何ができるか??

 

まぁあんまり、できることは少ない。

しかし、心を対象に向け続ける、というのは

案外でかい。

 

課題に向き合う心があると、まずシンプルに

「昨日の続き」から取り組みをスタートできる。

記憶も新鮮なので、色々よく分かっている。

 

「何をやっていたか」

「この後何をやるつもりで、これをやっているか」

「どんな問題や注意点があるか」

 

これらが、少ないコストで頭に浮かぶと、

かなり安心。楽に作業に入れる。

 

実際は、苦も無く自然に入れるために、意識する

こともないかもしれない。しかし、これが一度

途切れてしまうと、前回の状態に戻すのが大変。

 

そもそも、前回の状態を忘れてしまってるし。

思い出しても、細かいことや、「次に何するつもり」

だったかは不明のままだったりする。

 

そうすると、また、そうなるだろうな、と思うと、

いやそもそも、「なんだっけ」「やばい、すぐ出てこない」

と気づいた時点で、かなりのオーバーヘッドになる。

(要するに、べらぼうに面倒になる)

 

 

もちろん、そうだとしても、どうせやるなら

なんとか取り組んで、手を出して、思い出せるだけ

思い出して、後はもう一度発見して、気づいて、

新しく頭の中をリセットするしかない。

 

この状況でさらに逃げる、先送りしてもっと鬱陶しい

状況になることをリアルに感じれば、「より悪い状況を避ける」

のが「素晴らしい選択」であり、「かなりGood」な行動と

確信できるだろう。

 

その差は、本当に「紙一重」。

面倒くささを感じてしまうか、その前に動くか。

 

人間は気分に支配されてしまうので、

「思っちゃった」ら、どうしようもない。

自分自身でさえ、それを覆すのはかなり無理。

 

そんなこんなを、一通り経験している人間は、

迷わず、面倒がらずに、自分で自分を支配できるうちに

(気分に支配されないうちに)、選択する。

 

ダメな人間は(正確には、ダメな行動パターンに陥ってしまう人間は)、

目先の楽、或いは、辛いのを避けることで、もっと大きな面倒の中に

落ちる。コントロールを失って、「だから仕方ない」と主張する。

 

 

つまり、ダメな行動、その結果のダメな状態も、Goodな行動、

その結果のベターな状態も、「そうなるべく」して、そうなる。

 

意志を持って、状況をコントロールしようと努めないと、、

まぁコントロールされるよね。

 

そういう事を、スポーツや格闘技、もちろん武術、そのほか

音楽や芸事の経験があれば、どこかで体験できる。

 

だから、何か経験している人は、してない人より、

無条件で評価が高くなる。別に「それがえらい」

のではなくて、その経験によって「よりよい素材」に

なっている確率がかなり高いからだ。

 

まぁ卒業制作でもそんな経験はできるのだが、

半年しかないし、やり直しができないので、、

指導者としては、状況をよく見つめて一瞬の判断が必要。

 

どうしたって、本人が前向きに取り組んでいないと

結果はダメだけどね。

 

なので「担任は構ってくれる存在ではない」ことを

くどいほど言い聞かせておいて、無意味な状態に

はまった者には「構ってあげない」し、「それが正しい」

という共通理解を築いておかないと、あかん。

 

技術屋としても社会人としても勤め人としても、

「無意味は悪」と理解しとかんと、無駄ばっかり

増やしおるからな。

 

ま、どんな自分になりたいか、よう考えて

頑張りましょ。(お互いに)