ブレイクアウトルーム in Google meet

オンライン授業の中で、グループごとに分かれて相談できる

ブレイクアウトルーム」を初体験。結構便利そう。

 

特に卒業制作なんかやってる時は、各グループのメンバーだけで

繋がって、話しながら作業できる。

 

zoomにそんな機能がある、と聞いたと思ったら、

いつの間にかビデオコミュニケーションの常識に

なったらしく、Google meet にも実装されていた。

 

 

元のミーティングの主催者だと、各ルームを自由に

行き来できて便利。一つずつルームを訪問して進捗を

確認したり、コメントしたりできる。

 

(もちろん相談にのることもできるが、今のフェーズでは

こちらからツッコミを入れる方が多い)

 

まぁそのツッコミも、たまたまそのグループに対して

突っ込んでいるだけで、全員に伝えたいことではあるのだが、、

自分が当事者でない話から何かを学ぶほど集中力が余ってない

学生には、まだ早いというか、単に無理というか。やれやれだが。

 

 

やったこともない技術に取り組んで何かを実装するなんて、

かなりの大冒険なのは間違いない。何しろ指導教員が「全然知らん

技術で、経験ない」と言ってるのだから、ブルーオーシャン以外の

何ものでもない。

 

何かやらかしても、問題が起きても学生は悪くない、なぜなら

何が起きるかわからないアドベンチャーだから。もうやり放題。

 

責任というか、責められることがない、という安心もあるけれど、

何をやっても学びになる、というのが一番大きい。

 

どんな事をやっても、どんなエラーや例外に出くわしても、

困っても進まなくても、全部初めての体験であり、発見になる。

 

クラスで話せば初体験の共有で、わかったことや見つけたことを

紹介するだけでも学びがあって参考になって、無条件に価値がある。

 

そんな美味しいことは滅多にない、少なくとも普通の学校生活で、

経験したことはあるまい。

 

しかし、、なんと個別のルームに放り込んでも、タイマーをかけて

終了後に得たものを共有しようとすると、「特にありません」に

陥るというのは、、なんかの呪いか?呪われて封印されてるのか??

 

 

まー学生たち、学ぶのが下手くそで呆れるばかりだが、しょーがない。

ブレイクアウトルームで個別の部屋に閉じ込めて、各テーマの中で

当事者をいちいちしばく。

 

コードを読み、質問し、ありうる選択肢を補完し、正しい取り組みの

姿勢、態度に基づく行動を要求する。

 

そんな姿勢や態度は身についてないのだが、行動から入って

身につける、染み込ませていくしかないのが面倒だ。

 

ほんと、教育てのは、気の長いお話で。

まぁ普通の人間にはハンドリングできんわな。

 

明日は3時限から、しばいたる。