AIで顔認証をやらざるを得ない状況に陥るとは、、

9月から毎月1回、「先端技術研究会」という取り組み(オンライン)に参加している。

KIA(神奈川県情報サービス産業協会)が毎年実施しているもので、テーマはいろいろ。 初参加にあたり、AI系のテーマ「顔認証技術」を選択したところ、商用の顔認証システム 「SAFR」のアカウントを使わせてもらえることになった。

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しかしこの2ヶ月、ITコンテスト、学内スピーチコンテストのライブ配信と動画編集、 卒業制作とバタバタしまくり、全然試す余裕なし。

せっかくの機会に残念なことだと思っていたら、卒業制作のテーマに「AI顔認証」が登場。 出席管理を実装するという。

学校らしい、かわいらしい思いつき、、ではあるが、実際取り組むとなると、 ただ顔が判るだけではものたりない。

出席の確認だけなら、座席が固定されているのだから、顔認証しなくてもできる。 AIを使わず、画像処理だけで十分できそうだ。

わざわざ顔を見るのだから、「今朝の調子はどうか」とか、「機嫌が良さそう/悪そう」 「疲れている様子」などの特徴も取得したい。

実用を考えるなら、ビジネス目線で捉えてみるなら、競争力が必要だ。

、、というわけで、「正面でなく横顔で認証できる」とか「状態を把握する」機能に 挑戦してみないとだめかな。

しかしその機能は、、SAFRそのもの。 顔認証と性別や感情の読み取りを合わせて1秒以下で行うSAFRと勝負できる見込みは ないけれど、背中を追いかけて行くことで理解が深まるはず。

試せてなくて残念、、とは思っていたけれど、なんでここで顔認証くるかなぁ。 しょうがないので研究会でその旨を白状し、取り組みの様子を共有することにした。

職業エンジニアは、SAFRを手作りする余裕はないだろうから、少しは貢献できると 割り切ることにする。

要するに勉強だ。あと11.5週。